アメ車にかかる年間保険料について

車を所有する時に気になる維持費の一つに「保険料」があります。
当然、アメ車を所有するとしても強制保険の加入は避けられませんし、任意保険にも加入しておいた方がいいでしょう。

アメ車にかかる保険料はいったい年間どれぐらいなのでしょうか。
調べてみました。

アメ車にかかる保険料

国産車・アメ車に関わらず、日本で車に乗る際には自賠責保険への加入は強制的なものです。

自賠責だけではカバーしきれない部分が必ずあるので、任意保険への加入が推奨されています。
推奨といっても実際には自動車に乗る人のマナーとして加入すべきものです。

自賠責保険

自賠責保険は強制で加入しなければならない保険で、人身への傷害による損害に最大120万円までの保障があります。

120万円を超える部分は任意保険、または自腹で支払わなければなりません。

自賠責の保険料率は「国産車」「アメ車」に関わらず、登録ナンバーと積載量によって変わります。

登録ナンバーは排気量と車両サイズによって決まり、アメ車の場合は「3ナンバー」か「1ナンバー」となるでしょう。

ナンバー 全長 全幅 排気量 貨物
3(普通乗用車) 小型の項目を一つでも上回る場合 ×
5(小型乗用車) 4.7m以下 1.7m以下 2000cc以下 ×
1(普通貨物車) 小型の項目を一つでも上回る場合
4(小型貨物車) 4.7m以下 1.7m以下 2000cc以下

普通乗用車なら3ナンバー、ピックアップトラック等貨物車は1ナンバーという感じです。

この分類番号ごとに自賠責の保険料は変わってきます。
1ナンバーの場合、最大積載容量によってもまた保険料が違います。

37カ月 36カ月 25カ月 24カ月 13カ月 12カ月
 3ナンバー 40,040 39,120 28,780 27,840 17,310 16,350
 1ナンバー 最大積載2トンをこえる 68,720 66,220 38,270 35,730
 最大積載2トン以下 44,640 43,090 25,630 24,040

たとえば12カ月でみた場合、3ナンバーが16,350円なのに対し、1ナンバーで最大積載容量が2トンをこえる車両の場合には35,730円と、約2万円程度保険料に差が出てしまいます。

ただし貨物車は税金面での優遇がありますので、そちらとも比較してみたいところです。

任意保険

任意保険の場合は、国産車とアメ車で保険料が異なる可能性があります。

任意保険の保険料は事故を起こす確率を統計から算出して決めているため、国産車よりもアメ車の方が事故を起こす確率が高ければ保険料は高くなるというわけです。

当然事故は車が起こすよりも圧倒的に人が起こす方がおおいので、基本はその人の年齢や保険等級、運転免許のカラー、事故歴などから決まってくるものです。

といっても車にも欠陥が多い車種、ブランドというのも「統計的に」は存在しているので、その辺りも保険料の計算に考慮されているわけですね。

さらに、アメ車の場合は車両保険(自分の車の故障や損壊への保険)をつけることで割高になる場合もあります。
というのも、事故によって車が壊れた場合の修理にかかる金額が高い可能性があるからです。

これは一般的に日本でパーツが流通していない点や、アメ車の整備への腕を持った人手の少なさなどに起因していると考えられます。

30歳前後で10年落ちぐらいの車なら、年間20万円~50万円ぐらいの保険料が目安。
車両保険をつけなくても数万円安くなる程度のところから高額になるところまでマチマチなので、やや差が開きますね。

特に保険会社によって算出のレートが変わるものなので、ある会社では物凄く高いけれどある会社では安いというのがザラに存在します。

一括見積などのサービスを使って確実に相見積もりをとるようにしたいところです。

 

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